『ルンファク4SP』これでたぶんわかる!アイテムの「合成・強化・アレンジ」を徹底解説!

2020.11.201094ルーンファクトリー4スペシャルルンファク4SP攻略

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大好評のうちに幕を閉じたルンファク4SPの「いっせいトライアル」。
今まで『ルーンファクトリー』を知らなかった方々が興味を持ってくれたり、プレイを始めてくれたりして、嬉しい限り…。

そんな『ルンファク4SP』ですが、パッと見ほのぼのした世界観にもかかわらず、本格的なシステム面などゲームとしての作り込みが半端なく、攻略本や攻略サイトを見ても「???」となる事もしばしば…。

特にそれが顕著なのがアイテムの「合成関連。覚えてしまえば、かなり奥深くて便利なシステムなので活用すべきなのですが、ゲーム本編内だけで全てを理解するのはなかなか難しいと思います。

なので今回は!
新米アースマイトの貴方に捧ぐ!アイテムの「合成・強化・アレンジ」について徹底解説!

できるだけわかりやすく伝わるように、1つ1つ使用例を交えながら解説してみます。初心者~中級者向けの内容です。色々と過去記事で触れている内容と被っている部分もありますが、ご了承ください。

アイテムの『合成』について

合成』とはアイテムを材料として別のアイテムを作り出す事。武器、防具、薬品、料理など冒険の役に立つ物はほとんど合成で作る事ができます。
特に、武器、防具に関しては店で買える物だけではバリエーションも少なく限界があるので、合成を活用して冒険を楽にしましょう。

アイテムの『合成』は、
武器、農具を作るための「鍛冶
防具、アクセサリーを作るための「装飾
薬品や作物の栄養剤を作るための「調合
料理を作るための「料理
の4種類。

合成の準備

合成を行うには、まずオーダーでそれぞれの免許を取得。料理の免許のみ2種類あります。その後、各合成に対応した「作業台」をお店で購入すれば準備完了!

「素手料理」のみ例外で、免許を取得していなくても初めから作る事ができます。

ちなみにオーダーで免許を取得する際、出題される問題に全問正解する必要がありますが、失敗しても王子・姫ポイントが減るわけではないので、繰り返し挑戦すれば大丈夫です。

作業台を入手したら、次は合成に必要なレシピを覚えましょう。レシピとは合成に必要な材料の組み合わせの事。食堂でポコリーヌさんやディラスから購入できる「レシピパン」を食べると、対応した合成のレシピを覚える事ができます。

レシピを覚えていないアイテムでも必要な材料が合っていれば作る事はできますが、消費RPが大幅に増えてしまいます。
必要となる消費RPが最大RPを上回っていた場合100%失敗しますので、基本的にはレシピを覚えて合成を行いましょう。

合成のやり方

合成画面を開くと覚えているレシピが表示されます。
レシピを選べば必要な材料の表示と共に、該当する材料が自動的にセットされるので、後は数量を決めて実行するだけ。

自動的にセットされるアイテムは、まずリュックの手持ちアイテムから選ばれ、リュックに該当アイテムがない場合は収納箱の中から選ばれます。

合成は行うたびに表示されている「消費RP」ぶんRPが消費されていきます。
消費RPが現在RPを超えると最大HPの4分の1ぶん現在HPから消費されてしまうので注意。4回で死にます。

ですが、これは逆に言えば、現在HPが満タンなら3回までは残りRPが0でも死なずに合成できるという事です。覚えておきましょう。

合成の注意点

注意点として、合成で作成したいアイテムのレシピを選ぶと自動的に材料がセットされますが、そのアイテムが例えば「鉱石類」のように分類のみで指定されていた場合、

持っている「鉱石類」の中でも貴重な物やアイテムLvの高い物がセットされる場合があります。
使いたくない素材がセットされていた場合は使ってもいい素材に選び直しましょう。

合成失敗時にできるアイテム

合成に失敗すると失敗アイテムが出来上がります。
合成の種類によって手に入る失敗アイテムは変わり、一定の確率でレア失敗アイテムに変化します。

合成失敗アイテムレア失敗アイテム
料理失敗作超失敗作
鍛冶クズ鉄すごいクズ鉄
装飾クズ鉄すごいクズ鉄
調合物体X物体X

一見すると役に立ちそうにないアイテムですが、特殊な使い道がある物もあります。
このへんは現在「お役立ち」や「小ネタ」をまとめた記事を書いてますので少々お待ち下さい。

失敗アイテムの作り方

失敗アイテムの作り方ですが、
合成に必要な消費RPが最大RPを上回っているのに合成を実行するか、
レシピの存在しない合成を実行するか、です。後者が簡単なので良いでしょう。

各合成で「レシピを使用しない」を選び、「カブの種」を1つ入れ、実行。これで失敗します。
「カブの種」は使用するレシピもなく、1つ10Gで買える最も安価なアイテムです。

失敗アイテムがレア失敗アイテムに変化する確率は、各合成に対応しているスキルレベルによって変わります。

スキルレベル確立
1~241/64
25~491/32
50~791/16
80以上1/8

レア失敗アイテムのみが欲しい場合は上述の「カブの種」以外にも、失敗アイテムそのものを材料に合成を行えば無駄なく生産できます。

『強化』と『アレンジ』

合成ではレシピ通りの材料で作る通常の合成とは別に『強化』と『アレンジ』という合成方法があります。違いは以下の通り。

強化アレンジ
鍛冶装飾のみ可能。
すでに所持している武器、農具、防具に材料を加える事で性能をアップさせる。
全ての合成で可能。
アイテム作成の時に材料を追加する事で完成するアイテムの効果、性能をアップさせる。

どちらも通常の合成より性能や効果の高いアイテムを作る事ができるので、通常の合成に慣れてきたら試していきましょう。詳細については次の項目から説明していきます。

装備品の強化やアレンジに使った素材はバレットさんに鑑定してもらえばわかります。
宝箱から入手したり、住民から貰った装備品でも何かしらの強化やアレンジが施されている場合が多いので、気になる場合は見てもらいましょう。

『強化』について

武器は鍛冶台、防具は装飾台でそれぞれ『強化』できます。調合や料理に強化はありません。
強化の効果は使う材料によって様々ですが、アイテムの系統で、ある程度の傾向があります。

アイテムの系統主な効果
棒、茎類/ツメ、牙類攻撃力アップ
鉱石類/布類防御力アップ
粉、秘薬類魔法攻撃力アップ
糸、紐類攻撃力または魔法攻撃力アップ
宝石類魔法防御力アップ
毛皮類防御力+魔法防御力アップ

強化を行うと、ベースにした武具に強化で使った素材アイテムの「強化素材」に書いてある数値がそのまま加算されます。

ただし、属性攻撃・状態異常攻撃武器のみ。
属性抵抗・状態異常抵抗・その他抵抗防具のみ。
CRIT攻撃、吹飛攻撃、硬直攻撃に関しては武器と防具どちらでも効果は発揮されます。

また、一部のアイテムには「強化素材」に書いてある数値以外にも特殊な効果を持つアイテムがあります。記事の最後のほうにアイテム一覧を載せておきます。

強化の使用例

では実際に『強化』をやってみましょう。

画面内の「材料」は強化に使う素材アイテム、「強化アイテム」には強化したい武具アイテムを入れます。

ここでは、防御力3の「スモールシールド」を、攻撃2 魔攻2 マヒ攻撃5%の「クモ糸」で強化してみます。

出来上がった「スモールシールド」はこんな感じ。
「クモ糸」の能力、攻撃2魔攻2加算されました。「スモールシールド」は防具なので上述した通り、状態異常攻撃であるマヒ攻撃は付与されていませんね。

強化の回数

強化を行える回数ですが、まず武具を始めとした全てのアイテムには、アイテムLvがあります。最小が1で最大が10

武具の場合、強化を1回行うたびにこのアイテムLvが1ずつ上がっていきます。

つまり、強化できる回数は初期状態のLv1からLv10になるまでの最大9回。それ以上は強化する事はできません。

強化の注意点

重要

強化9回の中で同じ素材を使用した場合、2個目以降は効果がどんどん半減していきます。

1個目100%→2個目50%→3個目25%

画像の例では「ブロードソード」を防御力+4の「で強化しました。
1つ目の銅は100%で+4ですが、2つ目の銅は50%で+2。合計で+6ですね。同じ素材を使うと効果が半減しているのがわかると思います。

効果が薄い素材は特にですが、2個目以降になると大した数値が乗らなくなっていくので注意して下さい。なるべく違う素材を使って強化するのが良いかと思います。

消費RPについて

また、『強化』や後述の『アレンジ』を行う際の消費RPですが、素材として使うアイテムの説明欄に書いてある「難しさ」を見てみて下さい。

この「難しさ」の値が鍛冶・装飾のスキルレベルより高い場合、消費RPがかなり上昇してしまいます。アレンジの時よりも強化の場合が特にですね。
まずは簡単な武器や防具を作成したり、難しさの低い素材で強化したりして、各スキルレベルを上げていきましょう。

『アレンジ』について

アレンジ』とは、アイテムを作る際、必須素材以外の空いている枠好きな素材を追加し、完成品の性能や効果を高める事を指します。

アレンジを行う事で、出来上がるアイテムに素材の効果を加算させる事ができます。強化と似たように思われるかもしれませんが、仕様がかなり違うので1つずつ解説していきます。

アレンジに使う素材は空いてる枠ぶん入れる事はできますが、効果が反映されるのは3アイテムまで
このアイテム3枠の事を「アレンジ枠」と呼びます。

重要

重要なのは強化と違い、アレンジに使ったアイテムは同じ素材でも能力値は半減されず、まるまる上乗せです。同じ素材3つをアレンジに入れても、3つ全てが100%の効果で加算されます。

そして、アレンジ3枠は強化9枠とは別カウントになるので、アレンジ枠に使用した物と同じ素材を『強化』に使っても1個目の効果は100%となります。

アレンジとして入れたアイテムが3アイテムを超えた場合ランダムで3つがアレンジ枠に選ばれます。

どのアイテムが選ばれたのかは、バレットさん鑑定してもらえばわかりますので見てもらいましょう。

アレンジの使用例

では実際にアレンジをやってみます。

防御力3の「スモールシールド」を作成するとします。必須素材は鉱石類1つだけなので空いている枠は5つ
ここに素材の能力が防御力4を2つ入れてみましょう。

完成したスモールシールドはこうなります。
スモールシールド本来の防御力3銅2つの防御力8が上乗せされ、合計で防御力11のスモールシールドができました。同じ素材を使っても効果が半減されていない事がわかりますね。

『オートアレンジ』について

では、必須素材が4つ以上の場合はどうなるのか。空いている枠は2枠以下になるので、アレンジに使えるアイテムも2つ以下になりますよね?

その場合、残りのアレンジ枠は必須素材の中からランダムで選ばれます。

必須素材が4つの場合は1つ。必須素材が5つの場合は2つ自動的にアレンジ枠に組み込まれます。
この仕様を『オートアレンジ』と言います。
空き枠に入れたアレンジ素材はアレンジ枠で確定。残ったアレンジ枠には必須素材からランダムでオートアレンジが発生、となります。

ちなみにオートアレンジは装備品を自作する場合のみ発生する仕様なので、店で買った装備品はオートアレンジされていません。

オートアレンジの例

こちらも例を見てみましょう。

必須素材が4つの盾「カイトシールド」をアレンジなしで普通に作成します。

作成後、バレットさんに鑑定してもらいます。アレンジには何も使用していないのに必須素材の中から「戦士の証」が1つアレンジ枠に使われている事がわかりますね。

このように、必須素材が4つ以上の装備品はアレンジに何も使わなかったとしても、何かしらのアイテム1つまたは2つが、必須素材の中から勝手にオートアレンジされます。

必須素材が4つ以上の装備品で、好きな素材3つをアレンジに使いたい場合、「アレンジ継承」というやり方があります。詳しくは後述。

料理や調合でのアレンジ

アレンジの使用例では防具を挙げましたが、アレンジは自作できる全てのアイテムで使う事ができます。
武器はもちろん、料理調合にも使えます。

武具の場合、アレンジの効果があるのは3アイテムまででしたが、料理、調合には制限はありません。4つ以上でも効果があります。

注意点ですが、「料理」でアレンジを行う場合、反映される素材の能力はアイテム説明欄に記載されている物ではなく、別に設定されている物になります。

例えば「超トイハーブ」の場合は強化情報には「疲労抵抗30%」とありますが、料理のアレンジで使うと「疲労抵抗100%」です。

アレンジ料理における素材の効果はゲーム本編では数値として載っていないので、実際に試してみなければ効果はわかりません。

詳細は過去記事で「アレンジ料理」についてまとめた物がありますので、そちらをご覧ください。
アレンジ料理で特に使えそうな素材はピックアップしてあります。

調合」の場合はアレンジに素材を入れても素材の効果は反映されないので、アイテムLvを上げる事が主な役割になります。
また、調合のアレンジに「収集品」の素材は効果がありません。「料理」には使えます。基本ゴミ扱いされますが…。

完成品のアイテムLvについて

料理」の合成及びアレンジでは、合成時に使った全てのアイテムの平均アイテムLv(小数点切り捨て)から完成品のLvが決定しますが、「調合」の場合は少し特殊です。

アレンジ素材を含めた材料の合計アイテムLv ÷ 必須素材の数(小数点繰り上げ)が完成する調合アイテムのアイテムLvとなります。

アイテムLvは10が最大なので、10を超えても10まで。薬品もアイテムLvが高いほど効果が高くなるので、こちらも覚えておきましょう。

武具のアイテムLvですが、完成品のLvは1で固定。ただし、合成時に使ったアイテムLvの合計やアイテムの貴重さによってボーナス値が上乗せされる事があります。

このへんも過去記事で解説してますが、ちょっと難しいので中級者以上向けですね。なんとなくボーナス入ってるなぁ~ぐらいで留めておいても大丈夫です。

以上、ここまでが強化とアレンジについての解説になります。

継承アレンジについて

ここから先は、特別なアレンジ『継承アレンジ』とその仕様についての解説になります。項目は4つ。

武器や防具の性能を、同じカテゴリの違う装備品に継承させる『性能継承アレンジ

武器の性能を違うカテゴリの装備品に継承させる『メッシライトアレンジ

靴やアクセサリーの特殊能力を継承させる『特殊能力継承アレンジ

継承アレンジに使った武具のアレンジ素材は一緒に引き継がれる『アレンジ継承』の解説。

中級者以上向けの内容かもしれません。
ある程度、強化やアレンジに慣れてきてからでもいいと思います。

『性能継承アレンジ』について

同じカテゴリの装備品をアレンジの素材として使う事で、中身の性能を引き継がせる事ができます。
主に武器や防具の見た目を好きな物に変えたい時に使います。このアレンジを『性能継承アレンジ』と言います。

やり方は簡単。装備品を作成する際、空いている枠に性能を継承させたい装備品を入れるだけ。

使用例

では実際に性能継承をやってみましょう。

片手剣「ガイアソード」の性能を片手剣「スプーン」に継承させたいとします。

まずは「ガイアソード」を作成。その後、「スプーン」を作成する際、空いている枠に「ガイアソード」を入れ作成します。

完成品は「ガイアソード」の属性や攻撃力といった性能を持ちつつ、見た目が「スプーン」というユニークな武器ができました。

この『性能継承アレンジ』はアレンジ3枠とは別カウントの性能継承1枠を使うので、アレンジ枠を邪魔しません。性能継承+アレンジ素材3つという使い方もOK。

例えばこんな感じ。

先程と同じように見た目は「スプーン」、性能は「ガイアソード」という片手剣を作りますが、アレンジに銅を3つ入れます。

「ガイアソード」の性能を持ちつつ、見た目は「スプーン」、アレンジに使った銅3つの防御力も反映された武器ができました。

注意点

注意点として、性能継承が可能なアイテムは
武器帽子
の4つ。
アクセサリーは性能継承できない代わりに『特殊能力継承アレンジ』が使えます。こちらについては後述。

また、性能継承できるのは同じカテゴリの装備品だけ。片手剣なら片手剣同士のみ。盾なら盾同士のみです。

ただし、武器の場合のみ違うカテゴリの武器間でも性能を継承できる『メッシライトアレンジ』という方法があります。次の項目で説明します。

性能継承→性能継承は?

性能継承させた武具の中身の性能を、更に他の武具へ性能継承、という事はできません。リセットされます。
リセットされた後、見た目として選んでいる武具の本来の性能が新たに性能継承。

例えば、

ガイアソード(性能継承)ブロードソード(性能継承)ディフェンダー

とした場合、ディフェンダーの性能はブロードソードの物になります。

ただし、アレンジ枠のアイテムは残り続けます。上記の場合、ガイアソードのアレンジ枠はディフェンダーまで継承されるという事ですね。この事を『アレンジ継承』と言いますが詳しくは後述。

『メッシライトアレンジ』について

武器を作成する際、性能を継承させたい武器と「メッシライト鉱石」をアレンジ素材にすると、上記の性能継承アレンジを別カテゴリの武器間でもできるようになります。これを『メッシライトアレンジ』と言います。

例えば、見た目は双剣、中身はハンマーという武器を作る事ができます。

使用例

ではメッシライトアレンジをやってみましょう。

ハンマー「ウォーハンマー」の性能を双剣「ショートダガー」に引き継がせたいとします。

まずは「ウォーハンマー」を作成。その後、「ショートダガー」を作成する際の空き枠に「ウォーハンマー」と「メッシライト鉱石」を入れます。

出来上がった「ショートダガー」には「ウォーハンマー」の性能が引き継がれました。

この場合、使い勝手は双剣そのまま。上がるスキルレベルも双剣スキルが対象となります。

注意点

注意点として、メッシライト鉱石アレンジ枠を1つ使ってしまう素材になるので、

こんな感じで武器を作成すると、ランダムで選ばれるアレンジ素材の候補に入ってしまいます
この場合、アレンジ枠に選ばれる候補はメッシライト鉱石1つと銀3つの計4つ。この中からランダムで3つが選ばれるという事になります。

メッシライト鉱石は空いている枠に入れておいてさえしまえば、アレンジ枠に選ばれなかったとしても性能継承は問題なく行ってくれます。

なので、メッシライトアレンジで好きな素材3つをアレンジ枠に使いたい場合リセマラ。バレットさんに鑑定してもらいましょう。

盾の効果について

の性能ですが、装備している武器の種類で性能補正の数値が違います。

以下は武器の種類と盾の性能補正の一覧。

武器の種類各ステータス属性抵抗状態異常抵抗
片手剣100%100%100%
両手剣50%100%100%
斧・ハンマー50%100%100%
50%100%100%
0%0%0%
双剣0%0%0%
50%100%100%
農具100%100%100%

メッシライトアレンジを使って別カテゴリ間で性能継承させた場合、盾の性能補正も一緒に継承されます。例えば、中身ハンマーの双剣なら盾の性能補正は50%という事ですね。

「メッシライト鉱石」はどこ?

メッシライト鉱石」は採掘レベル50全ての宝石鉱石から出現するようになりますが、「マーヤ山道地下エリアの宝石鉱石なら採掘レベル関係無しに出現します。
「マーヤ山道」は地上エリアにも宝石鉱石のポイントが多いので、採掘レベルが50以上ならついでに回って集めましょう。

「メッシライト鉱石」の入手時期的にメッシライトアレンジが使えるようになるのはゲーム中盤ぐらいからですね。

『特殊能力継承アレンジ』について

靴、アクセサリーは性能継承アレンジが使えない代わりに『特殊能力継承アレンジ』があります。

これは、特殊能力を持った靴、アクセサリーをアレンジの素材にして同カテゴリの防具を作ると特殊能力を引き継げる、というもの。

特殊能力とは、アイテム説明文に書かれているものの、数値では表示されない効果の事を指します。

例えば「ハートのペンダント」の場合、

アイテム説明文に記載されている「スキル経験値が上昇する」という部分が特殊能力になります。

特殊能力継承アレンジで引き継げるのは文字通り特殊能力のみ。防御力や抵抗値などの数値で表示されている防具の性能は引き継げません。

やり方は性能継承アレンジと同じ。靴やアクセサリーを作成する際、空いている枠に特殊能力を継承させたいアイテムを入れましょう。

特殊能力継承アレンジは性能継承アレンジとは違い、アレンジ枠を使用します。アレンジ枠は最大3枠なので、作成する靴やアクセサリーが本来持っている特殊能力1つ+アレンジ枠3つで、最大4つまで同時に発動できます。

使用例

こちらも使用例を見てみましょう。

特殊能力「最大HP上昇(1.5倍)」を持つ「チャンピオンベルト」の能力を「お守り」に継承させてみます。

まずは「チャンピオンベルト」を作成。その後、「お守り」を作る際の空いている枠に「チャンピオンベルト」を入れます。

出来上がった「お守り」を装備するとこんな感じ。
「チャンピオンベルト」の特殊能力が継承され、最大HPが上昇している事がわかります。

注意点

注意点は2つあります。まず1つ目は、特殊能力継承アレンジも性能継承と一緒で同カテゴリのアイテムである事が条件です。靴の能力をアクセサリーに継承させたりという事はできません。

そしてもう1つ。注意点というか、特殊能力を持つアイテムの内部状態についてのお話ですが。
特殊能力はアレンジ枠を使用しますが、アイテムが本来持つ特殊能力そのものは、アイテムのに存在しているイメージです。

つまり、こういう事ですね。
アレンジ素材を3つ使っても、それとは別に器のほうに特殊能力が存在しているので、特殊能力はちゃんと発動します。

何が問題かというと、こういう特殊能力+アレンジ素材3つというアイテムを作った後、そのアイテムの特殊能力を別のアイテムに継承させたい場合、

特殊能力とアレンジ素材もまとめてアレンジ候補となるので、アレンジ候補は計4つ。3つを超えているので、候補の中からランダムで3つが継承される事になります。

運が悪いと、アレンジ素材のみが継承され、特殊能力は継承されない…という事が起こり得るわけです。

必須素材3つ以下の特殊能力持ちアイテムを継承させたい場合は、基本的にアレンジしない事。
ですが、必須素材が4つ以上の特殊能力持ちアイテムは、どうしても『オートアレンジ』によって余計なアレンジ素材が混ざってしまいます。アレンジがうまく行かない原因になるので注意して下さい。

例えば、必須素材4つの「みずぐも(水上を歩ける)」と他の特殊能力持ちアイテム2つを同時に継承させたいとします。
この場合は必須素材3つの「ステステスニーカー」「かんじき」を選びました。

この時、アレンジ候補となるのは画像に書いてある4つになります。バレットさんに鑑定してもらいながらリセマラで対応しましょう。

店で購入するアイテムならオートアレンジされていない、と書きましたが「掘り出し物」や「交易品」含め、特殊能力持ちアイテムはそもそも店売りされる物自体が少ないので、あまり使えないですね…。

特殊能力を持った靴、アクセサリー一覧

以下は特殊能力を持った靴とアクセサリーの一覧。上記、注意点で挙げた必須素材の数も合わせて記載してます。

アイテム名特殊能力必須素材数
自由のうぎょう靴マス目を無視して耕せる2
ピヨピヨサンダル移動時にピヨピヨ音が鳴る2
ヘヴィブーツ風に飛ばされにくい3
スニーキングブーツ敵に気付かれにくい3
ステステスニーカーステップ距離増加3
かんじき氷上で滑らない3
ストライダーブーツステップの無敵時間増加4
ステップインブーツステップ攻撃ができなくなる4
ゴーストブーツ移動速度上昇(小)5
テツゲタシューズ移動速度が低下する5
ぬめぬめブーツ時々コケる2
みずぐも水上が歩ける4
スケートブーツツルツル滑る3
ロケットウィング移動速度上昇(大)5

アクセサリー

アイテム名特殊能力必須素材数
ポイズンリング攻撃時、敵を毒状態にする2
パラライズリング攻撃時、敵をマヒ状態にする2
サイレントリング攻撃時、敵を封印状態にする2
大地のペンダントアイテムの回復量上昇3
雫のペンダント農具の攻撃力上昇3
草原のペンダント連れているモンスターの能力上昇(AIレベル上昇・与ダメ1.5倍・被ダメ1/2)3
太陽のペンダント連れている人間キャラの能力上昇(AIレベル上昇・与ダメ1.5倍・被ダメ1/2)3
ハートのペンダントスキル経験値上昇2
星のペンダント経験値上昇3
幸せの指輪アイテムのドロップ率上昇2
スローリングアイテムを投げる時よく飛ぶ2
シールドリング受けるダメージが時々1になる3
テツヤリングあくびをしなくなる2
マジックリング杖のチャージ速度上昇2
チャンピオンベルト最大HP上昇(1.5倍)3
魔闘の呪符攻撃時、攻撃力と魔法攻撃力のうち高いほうが参照される4
不戦のロザリオ雑魚モンスターが出現しなくなる2
タリスマン毒、マヒ、疲労、風邪の効果を反転3
豪傑の証HPが少しずつ回復3
賢者の証RPが少しずつ回復3
アネットの首飾り移動速度上昇3
奇妙なペンダント防御力、魔法防御力が無効になる(自分・相手双方)3
鋼鉄の極意のけぞり時間半減3
必殺の極意攻撃範囲上昇3
魔道の極意無属性攻撃を半減3
手編みのマフラー一部を除くRP消費を半減(アイテム制作時必要RPを1/16軽減)4
もこもこのマフラー一部を除くRP消費を無効化(アイテム制作時必要RPを1/8軽減)5

イルカのブローチ」のみ例外で、説明文に能力の記載はありますが特殊能力継承アレンジの対象外です。

『アレンジ継承』について

全ての継承アレンジを使う時、継承させる装備のアレンジ枠にアレンジ素材がある場合、性能継承と共にアレンジ素材も一緒に継承されます。これを『アレンジ継承』と言います。

この『アレンジ継承』によって、アレンジ枠が最大の3枠すでに埋まっていた場合、必須素材が4つ以上の装備でもオートアレンジ』は発生しないのが特徴。
なので、アレンジ継承を駆使すれば、どんな装備でも好きな素材3つをアレンジに使う事もできます。

使用例

使用例を見てみましょう。

片手剣「デュランダル」という武器があります。必須素材は5つ。普通に作成すると空き枠は1つしかないので自由に選べるアレンジ素材も1つになってしまいます。
そこで『アレンジ継承』を使って、別の武器からアレンジ枠を継承させます。

まずは、必須素材3つ以下のアイテムに継承させたい好きなアイテム3つをアレンジに使います。
ここでは「ブロードソード」に1つ魔攻+100の「ルーンの結晶」を3つ入れました。

次にデュランダル作成時の空き枠に先程の「ブロードソード」を入れ作成。
アレンジ継承のアレンジ枠が優先されオートアレンジは発生しないので、

無事、ルーンの結晶3つがデュランダルのアレンジに使われました。ただし、ここで注意点があります。

アレンジ継承は性能継承と共に行われるので、装備の性能まで引き継がれてしまいます。この場合、性能はブロードソードのもの。なので、

このデュランダルを今度は、好きな装備品のアレンジに入れて作成しましょう。見た目として選びたい物で構いません。「ベジタブレード」にしてみました。

出来上がりはこんな感じ。
性能デュランダル、見た目ベジタブレード、アレンジにルーンの結晶3つを引き継いだ物が完成しました。

重要

『アレンジ継承』は『性能継承アレンジ』と違い、複数回、継承を跨いでもアレンジ枠は継承され続けます

靴とアクセサリーの場合、そもそも性能継承は発生しないので気にしなくていいです。

注意点

注意点ですが、アレンジ継承も使えるのは同じカテゴリ間のみ。ただし、武器の場合のみメッシライトアレンジと併用すれば別カテゴリ間でも可能です。

その場合、メッシライトアレンジの項目で説明した通り、アレンジ候補に「メッシライト鉱石」が入るので注意して下さい。

特殊な効果のあるアイテム一覧

強化やアレンジで使うと特殊な効果を持つアイテムが存在します。以下はそのアイテムの一覧。

アイテム名特殊な効果
メッシライト鉱石アレンジ専用。アレンジ材料にすると武器の性能を別カテゴリ間でも継承できる。
倍鉄強化専用。1つ前の強化で使用した材料の2倍の効果を得られる。物体Xの効果を無視+打ち消し。同素材使用時の強化効果減少を無視。1つの装備に1個のみ有効(10倍鉄とは別カウント)
10倍鉄強化専用。1つ前の強化で使用した材料の8倍の効果を得られる。物体Xの効果を無視+打ち消し。同素材使用時の強化効果減少を無視。1つの装備に1個のみ有効(倍鉄とは別カウント)
物体X以降の強化効果のプラスマイナスが反転する。もう一度使用すると反転解除。アレンジ時は順番に注意。
インビジ石完成品のアイテムが透明になり、装備しても見えなくなる。
レアなあきかんモンスターがレアアイテムを落としやすくなる。倍鉄系は効果なし。
四つ葉のクローバーモンスターがアイテムを落としやすくなる。四つ葉の大クローバーとは別カウント。倍鉄系は効果なし。幸せの指輪の効果と重複可。
四つ葉の大クローバーモンスターがよりアイテムを落としやすくなる。四つ葉のクローバーとは別カウント。倍鉄系は効果なし。幸せの指輪の効果と重複可。
すごいクズ鉄与えるダメージが1固定になる。
グリッタ輝石武器の射程を伸ばす。倍鉄系効果あり。6個ぶんでおおよその最大射程。強化で複数使うと効果は半減していくのでアレンジに3個、強化1個+倍鉄がおすすめ。たぬきの葉っぱとは別カウント。必殺の極意の効果と重複可。
たぬきの葉っぱ武器の射程を少し伸ばす。1つでグリッタ輝石0.5個ぶん。倍鉄系効果あり。グリッタ輝石とは別カウント。必殺の極意の効果と重複可。
各種属性結晶武器に各種属性を付与する。既に属性が付いていた場合、無属性にリセット。もう一度使うと属性が付く。
大きな金のカブ敵を気絶(即死)で倒すと、カブやサクラカブを落とす事がある。
超金のジャガイモ同上、ジャガイモを落とす事がある。
びっくり金のカボチャ同上、カボチャを落とす事がある。
キング金のキャベツ同上、キャベツを落とす事がある。
超金のジャガイモ同上、ジャガイモを落とすことがある
各種竜のうろこ盾に使うと、双剣・拳装備時でも各ステータスの性能補正50%を得る。抵抗については100%発揮される。
グリーンコア、ブルーコア、レッドコア、イエローコア1つの装備に4つ全てを使うと、無属性抵抗+10%のボーナス。1装備につき1回のみ有効。
ホワイトストーン主人公(未婚時のみ)や主人公の家族が装備すると能力上昇(与ダメ2倍・被ダメ1/2・弱点属性ダメージ1/2)。1人につき1つのみ有効。イルカのブローチの効果とは重複不可。
遮光石相手の耐性が強い属性で攻撃してもダメージが減少しにくくなる。
虫メガネ畑の土質などを確認できる。農具に使うと便利。
魚類釣竿に使うとその魚の出現率が高くなる。例外的にエビだとタイ、カガヤキタイ、トキメキタイも出現率も高くなる。

特に説明しておきたいのは「物体X」。

調合の失敗アイテムですが、これを強化及びアレンジで使うと、以降に使う素材のプラスマイナスが反転します。

これを使えば、強化情報にマイナスの付いているアイテムを有効活用できます。
反転を解除するにはもう一度「物体X」を使うか、「倍鉄」「10倍鉄」というアイテムには本来の効果の他に反転打ち消しの効果があります。

アレンジの順番

アレンジにも強化と同じように順番があります。といっても気にする必要があるのは「物体X」を使う時ぐらいですね。

アレンジ123→強化123456789の順番。

アレンジ1が「物体X」なら、以降のアレンジ23、更にその後の強化1~9までプラスマイナスは反転したままという事です。

ただし注意点として、アレンジ123の順番は入れた順ではなく、ランダムで決定されます。
『アレンジ継承』を行う際も、その度にアレンジの順番はランダムでやり直しです。物体Xをアレンジに使う場合は気をつけて下さい。

アレンジの順番はバレットさんに鑑定してもらえばわかります。
バレットさんがアレンジ素材を解説する順番がそのままアレンジの順番です。

最後に

以上がアイテムの「合成・強化・アレンジ」の解説になります。アレンジぐらいからだんだん複雑になってくるので大丈夫だったでしょうか。

わからん!という場合や、ここをもっと教えて!という場合はどこかしらでコメント頂ければ対応します。あと、ここ違ってるぞ!もあったら教えて下さい。

覚えて活用すれば冒険が楽になるのはもちろん、理解を深めれば深めるほど、面白さに目覚められるような、奥深く作り込まれてるシステムだと思いますので、ぜひ合成沼に嵌まってくださいね。

それではよきルンファクライフを~。

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